2015年3月、マクロビオティックの小さな料理教室をオープンしました。
私自身、先生や仲間に恵まれ、楽しく、そして、とっても美味しい
マクロビオティックを学ぶことができました。
そして、今でもおおらかにマクロビオティックを続けています。
食べものの性質を陰陽五行といった東洋的なものの見方でとらえ、
食べものだけに限らず、身の回りの物事、人生を違った眼鏡でみる見方を学ぶプロセスは
これまでに経験したことがなく、ほんとに面白いプロセスでした。
そして、「あれはダメ、これはダメ」と食べものに厳格なルールを当てはめるより、
自分の身体の声に耳を澄まし、自分の食べるものを自分で決める。
そして、おおらかに楽しく食卓を囲む。
このことがいかに大切なことかと思うに至りました。
食の大切さが注目されるようになり、マクロビオティックという言葉もよく知られるようになりました。
しかし、残念なことに、マクロビオティックの一側面だけをとって、
様々な誤解や批判され敬遠されている事実もたくさん見てきました。
どういうルールに則って何を食べるべきなのかということよりも、
「食べ物に感謝する」
「食べ物を大切に丁寧に扱う、料理する」
「食べる人のことを想い料理する」
「すべてに感謝しておおらかに楽しくいただく」
こんな基本的なことを大切にこの教室を営んでいけたらと思っています。
そして、参加されるみなさんとその周りの人との食卓が、
これまでよりもほんの少しあったかくなることを祈って・・・・・